ミネラル・ビタミンで免疫力UP

右のグラフを見ると1995年頃から死亡者が増えています。ワクチンも タミフルのような治療薬も 使われているのに増えているのです。今回の新型コロナウイルスについても感染力が強いと 言われている変異ウイルスが出てきており、今後も変異を繰り返し、より感染力が強くワクチンも効き難い ウイルスが出てくる可能性もあります。 そんな状況である以上、結局のところ勝負の分かれ目は、まさに「個人の免疫力」にかかっています。

 

ミネラル・ビタミンと免疫機能
ビタミンやミネラルの中には 不足すると感染リスクが高まる一方で、一定以上の量を摂ることで
防御力を上げられる可能性を持つものがあります。
免疫に関するデータを参考に ミネラル・ビタミン摂取で乗り切りましょう。

 

ミネラル・ビタミンの理解が進む欧米

米国のトランプ前大統領がコロナウイルスの治療のために「抗体カクテル」と呼ばれる未承認薬を投与した 医師団の報告には、こうした薬と共に食品成分である亜鉛とビタミンDも処方した、と記されていたそうです。 ミネラルやビタミンは 全身の組織が機能し、新陳代謝の為の調整役として働きます。 中でも亜鉛、ビタミンDは 欧米では「免疫維持に役立つ成分」として広く知られています。 例えば EU(欧州連合)域内では、EFSA(欧州食品安全機関)によって、 6種類のビタミンと 4種類のミネラルを適量含む食品で「免疫システムの正常な機能に寄与する」と言う  ヘルスクレーム(健康強調表示)が認められています。

 

ミネラル・ビタミンに厳しい日本
一方で、日本では ビタミンやミネラルは 過剰摂取の懸念などの理由から機能性表示食品の対象にもなっていませんし、
現在 免疫に関する表示も行われておりません。
私たちの体に備わる免疫には、体に侵入したウイルスや細菌を真っ先にやっつけようとする自然免疫と
万が一 侵入したとしても 排除に働く 獲得免疫の2段階があります。
自然免疫、獲得免疫 いずれの維持にもミネラルやビタミンは 大きな役割を担っています。