岩の力について-その2
ミネラルは 身体の中で作り出すことが出来ません。体外から摂取するしか方法がありません。
ミネラルは人が生きる為に必要な5大栄養素のうちの1つ。
炭水化物、タンパク質、脂質は 3大栄養素と呼ばれ、体を動かすエネルギーになります。
ビタミンは、3大栄養素の代謝を助け、人間の体内の機能を維持するのに必要な栄養素です。
そして ミネラルは、人の体の組織を構成したり(例:骨や歯のカルシウム)、体の機能を
バランスよく調整したりしています。ビタミンや他の栄養素と密接な関係にあるミネラルが不足すると
体を動かすのに必要な代謝と言う働きがスムーズに行われなくなり、毎日の活力ある動きにも影響が
出てくると言われています。
アール・ミンデル博士が著した「ビタミン バイブル」は、世界36カ国で 翻訳 出版されるほど 世界的に注目されている
著作物ですが、その博士 自ら こう語っておられます。
「ビタミンは確かに重要だが、そのビタミンは ミネラル無しでは うまく働きはしない。
ミネラルこそが 栄養の世界のシンデレラなのである」と。
尚、その栄養素の体の構成割合は、 タンパク質18%、脂質 15%、炭水化物 1.5%、ビタミン 1.5%
ミネラル 4%、残りは 水分 60%、(一般成人の平均値で、人により個人差あり)。
要するに ミネラルは 栄養界のお姫様なのです。
それは例えて言えば、自動車のエンジンが動く為に大量のガソリンと、少量のエンジンオイルが必要なことと よく似ています。
私達の体の96%が、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンの有機物で構成されていますが、残りの4%の無機質である
ミネラルが存在しなければ、人間の身体は 正常に働きづらくなります。
ミネラルは「生命活動を維持する為の核となる働き」をしています。
近年、ビタミンの大切さだけが強調されてきましたが、ミネラルこそが ビタミンの大切なパートナーだったのです。
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